いろんな形
2021.02.05 23:28|未分類|
樽の木栓

小さな古い町並み
厨房をアタフタする職場もそんな中にあるのだけれど、例外なく来られる人疎ら
12月から月4回商家の管理が加わりました
お醤油屋さんだったお家です
引き戸をガラガラと開け一歩踏み入れると、暖簾をも押すヒンヤリとした風に包まれます
古いが故にどうしても避けられない「隙間風」
広くて奥行きのある土間から来るその風が心地良くて、管理に出向く日が楽しみになっていました
展示している物を掃除する時は、やはり緊張しますね
その時、隅っこの方に忘れられていた籠に入ったこの木栓を見つけました
慎重に洗って日光浴させてみると「綺麗!」 木目の可愛い事!
ひとつひとつに個性があって面白い!
ですがこの町並みでの仕事を退職しました
気持ちの中に「辞める選択」があるとお伝えしたのが1年前
コロナ禍で状況的に動きが取れず、迷いもあり時が経っていました
動くきっかけは数十年ぶりに訪ねてみたお店
遠い訳じゃなく、普段通らない道沿いにあり、立ち寄る機会が無くなっていました
「よく思い出してたよ」と懐かしい話がどんどん弾み、その中でお誘いらしきお話
「話を聞いて欲しい」とお電話を頂くまで然程気には留めていなかったのだけれど、再度お会いしたのが1月17日
「辞めたい」はいろんな時に「ぅん!?」て感じる違和感の積み重なりだったので、気分的にしんどかった時です
お話を聞いて、話して「動こう!」と思い、働かさせていただく事になりました
おっちゃんの誕生日は「動け」の合図をくれてる様
また背を押してくれたのかなとも思えます
不思議やね ありがとう